私は医師として日々の診療の中で、患者さんを地域の病院へご紹介する機会が多くあります。その際、紹介先の病院がどのくらいの規模の施設なのかを直感的に把握することが難しいと感じていました。病院名は知っていても、実際に何床あるのか、大学病院クラスなのか中規模の地域病院なのかを素早く確認できる手段が少なかったのです。
病床数は病院の診療機能や受け入れ体制を判断する上で重要な指標のひとつです。一般的に病床数が多い施設ほど専門診療科が充実し、高度な検査・治療が可能な傾向があります。一方で中小規模の病院は地域に密着したきめ細かいケアが強みです。患者さんの状態や必要な医療に合わせて適切な施設を選ぶために、病床数という切り口で全国の病院を一目で比較できるツールがあれば、と考えたのがこのサービスの出発点です。
病床マップが、医療従事者の紹介業務はもちろん、患者さんやご家族が入院先を検討する際の一助になれば幸いです。
スライダーで最小病床数を設定
6地方・47都道府県から複数選択
規模に応じた色とサイズで表示
多い順・少ない順・名前順
病院名・病床数・Google Mapsリンク
ホーム画面への追加も可能
地方を選択
都道府県を選択(複数可)
病床数スライダーで絞り込む
マーカーをクリックして詳細確認
Google Mapsでルート検索
1000床以上
500〜999床
200〜499床
〜199床
厚生労働省の医療施設調査では、病院を病床数によって以下の規模に区分しています。病床数は病院の診療機能や受け入れ体制を判断する上で重要な指標であり、紹介先病院を選択する際の参考になります。
出典:厚生労働省「医療施設調査」の病床規模区分に基づく。
医療法では病床を以下の5種類に分類しています。病床マップに掲載している「病床数」は各病院が届け出ている全病床の合計です。病院を選ぶ際には、病床の種類も確認することで、その病院の医療機能をより正確に把握できます。
精神病床・療養病床・感染症病床・結核病床以外の病床。急性期の内科・外科・整形外科など一般的な入院治療に使用される最も基本的な病床。
長期にわたる療養を必要とする患者のための病床。慢性疾患を抱える高齢者の長期入院などに対応。医療療養病床と介護療養病床に区分される。
精神疾患を有する患者のための病床。精神科病院や総合病院の精神科病棟に設けられ、任意入院・医療保護入院・措置入院などの形態がある。
感染症法に基づき指定された一類・二類感染症の患者を入院させるための病床。陰圧室などの特殊な設備を備え、感染拡大防止に対応。
結核患者を入院させるための病床。結核予防法(現・感染症法)に基づき設置され、空気感染対策が施された専用の病室が必要とされる。
出典:医療法第7条第2項(昭和23年法律第205号)、厚生労働省「医療施設調査」